この日も、日が登り明るくなってから起きる。
道の駅だと防犯的な意味では公園より安心して眠れる。
予定通り榛名湖へ出発。
街中から山登りのワインディングロードへ。
途中の伊香保温泉には、なんと24H営業のホテル併設風呂があった。
今後の旅でお世話になるかもしれない。とはいえここらへんは、
魅力的な観光地に欠く。
写真は県道33の展望P。晴天だが山が霞む。
ワインディングが終わると
登板傾斜が緩くなる。
そしてメロディラインと呼ばれるロングストレート。
名前通り60`で走ると音楽に聞こえる凸凹が付けられているようだ。
周辺は湿地のような特殊な植物体型になっている。
浜名湖到着。
おもいっきり観光地化されている。
残念ながら赤城のように凍ってはいない。高度が低いせいだろうか。
歩いて登る人は少ないのだろう、駐車場はない。
登山道は急斜。雪と泥濘になっていたが、
朝の寒さのせいで泥濘がすべて霜で固められていて非常に歩きやすかった。
30分ほどで頂上へ。
眺望はイマイチ… しかも肝心の榛名湖が見えないという…
普通はロープウェイで来る。
ロープウェイに乗りながら榛名湖を見ろということだろうか。
下山して榛名湖を拝む。
周辺には遊歩道も整備されている。
さて…まだまだ時間がある。ここからどうするか悩む。
南へ下って妙義山を見るか、西へ長野の道路状況を下見するかまよったが、西の湯の丸高原を目指す。
軽井沢あたりからは、アルプスの山々?を見ながら走る。
長野街道で嬬恋へ入る。
山が近い。
観光地ではないが時間が余っているので、
田代湖を一周してみる。道は非常に悪いが酪農風景が広がる。
道路に雪が残っているので無理はしない方がいいだろう。
湖西岸から唯一まともに湖が見える。
発電か何かに使っているようだ。
嬬恋といえば嬬恋村ライブしか思い浮かばないが、
実際に来てみると酪農地しかない。
北海道で言うところの富良野に似ている。
なにもなく、なだらかな丘で酪農業だけが営まれている。
ここにラベンダーでも植えれば富良野そのもの。
だがそれはやめたほうが良い。
また雪に囲まれた湿原でも歩けるかと期待して来たが、
道路脇の雪が一気に深くなる。
そして通行止め。
小さな木の向こうの看板が見えるだろうか?
看板がなくても通れないよ。
周りにめぼしいところもなく、時間も午後に近づいたため帰路へつく。
そんなわけで最終日はほとんどどこへも寄れず終了。
横川の釜飯 900円。
列車風の座席に座って食う。
量は少なく、味はそこそこだが、ネームバリューでバカ売れしている。
少食の小生には調度良い。
カップル共が喜んで写真を撮っていた。
なぜか庭園まであるSA。休憩には良いところだ。
お土産に、でっかいパックにめいいっぱい詰められた舞茸500円を二つ買う。
しばらくは我が家の夕食に舞茸が出続けることだろう。
きのこ大好き。
田代湖周囲を走ったせいでこんなになってしまった車。よくも壊れないものだ。
これにてハゲおっさんの度は終了。
最終日はまったくうまく使えなかったし、滝は崩落、峠道は封鎖と
だいぶ悔いが残る旅だった。おまけに先物ショックまで…これが一番でかいような気がするが。
5月になるまでは海沿いが吉ということか。東北の海沿いはあんなことになってしまったからどうしようもないが。
しかしこの時期の赤城山と戦場ヶ原はアリ。これが一番の収穫。